生发中心
流式细胞术
病理
分子生物学
生物
医学
免疫学
抗体
B细胞
作者
Gen Sugita,Maiko Fujimori,Katuhisa Ikeda
出处
期刊:Nippon Jibiinkoka Gakkai Kaiho
[Oto-Rhino-Laryngological Society of Japan, Inc.]
日期:2005-01-01
卷期号:108 (1): 31-37
被引量:4
标识
DOI:10.3950/jibiinkoka.108.31
摘要
(目的) 細胞間相互作用を介した免疫制御に係わる新規共刺激分子ならびにそのレセブター分子の存在が報告され, これらには免疫細胞の活性化のみでなく, 活性化の抑制にも働いていることが明らかになってきている. 今回は口蓋扁桃におけるこれらの新規分子の発現を組織学的, 細胞学的に解析し, 発現細胞の同定とその分布を明らかにすることを目的とした.(方法) 当教室において手術的に摘出された睡眠時無呼吸症候群および習慣性扁桃炎の口蓋扁桃を用い, 免疫蛍光抗体法を用いた組織学的解析, ならびにflow cytometryを用いた細胞学的解析を行った.(結果) 細胞活性化抑制に働く新規共刺激分子PD-L1は二次リンパ濾胞胚中心樹状細胞GCDCおよび濾胞樹状細胞FDCの両方に発現していた. また, 新規活性化レセブター分子ICOSおよび抑制性レセプターPD-1は胚中心内の特にlight zoneに存在する活性化CD4陽性T細胞上に強く発現していた. 活性化分子である4-1BB分子は口蓋扁桃においては, T細胞には発現せず, 濾胞樹状細胞に発現が認められた.(結論) PD-L1は胚中心のGCDCおよびFDCの両方に発現しており, これら両細胞系は従来知られていたT細胞の活性化のみでなく, 抑制にも作用していると推定された. T細胞の活性化に係わるICOSならびに活性の抑制に係わるPD-1が, light zoneに存在する活性化T細胞上に同時に発現しており, これらの発現レベル, 頻度が症例によって異なることから, 今後, これらの発現程度とT細胞機能との関連の解析が重要であると考えられた.
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