医学
分级(工程)
内科学
结直肠癌
淋巴结切除术
肿瘤科
心脏病学
癌症
生物
生态学
作者
Jirō Nagao,Yoshinobu Sumiyama
出处
期刊:The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery
[The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery]
日期:1993-01-01
卷期号:26 (5): 1246-1250
摘要
最近教室では根治可能な左側結腸癌症例に対する拡大郭清術式として, 下腸間膜動脈根部上方の大動脈周囲リンパ節郭清術式を施行している.この術式の概要と, 下腸間膜動脈根部を郭清の上縁とした従来の手術術式との比較検討を行った.本手術術式は従来の手術術式に加え, 左の腎静脈下縁までの大動脈前面を郭清し, 下腸間膜静脈も膵下縁で処理する術式で, 現在までに29例に施行した.下腸間膜動脈根部 (No-253) の上方の大動脈周囲リンパ節 (No-216) の転移率は2/29 (6.8%), 転移度は4/348 (1.15%) で, No-253と同様のgradingのもとに郭清する意義を認めた.手術時間では平均で36分の延長がみられたが, 下部直腸癌に対する側方郭清にみられるような郭清範囲の拡大に伴う術後機能障害などはなく, 安全でquality of lifeを損なうことのない手術術式と思われた.
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