自动调节
医学
脑自动调节
心脏病学
内科学
血压
作者
Hideki Tachibana,Fumio Gotoh,Yoshiki Ishikawa
出处
期刊:Nosotchu
[Japan Stroke Society]
日期:1981-01-01
卷期号:3 (3): 326-336
被引量:3
标识
DOI:10.3995/jstroke.3.326
摘要
網膜血管口径の変動から脳循環のautoregulationと脳血管CO2反応性が推定できるか否かを検討した.脳血管障害15例, Shy-Drager症候群2例, 脊髄小脳変性症3例の合計20例の患者と頭蓋内疾患を有しない対照群6例につき, 眼底カメラを用い, 潅流圧変動および5% CO2吸入に対する網膜血管の反応性 (各々RVI, CO2-I) を検討した.結果 : 1) 脳血管障害ではRVI, CO2-I共に対照群に比し低下しており, さらに急性期, 病巣側ほど著しい低下が認められた.2) Shy-Drager症候群ではRVIは低下していたが, CO2-Iは正常であった.一方自律神経障害を有しない脊髄小脳変性症では, RVI, CO2-I共明らかな低下はみられなかった.以上の成績は網膜血管のautoregulationに自律神経系が関与し, CO2反応性とは同じ機序ではないことを示しており, 脳循環のautoregulationおよびCO2反応性に関する従来の成績と一致している.従って本法は脳循環のautoregulation, CO2反応性を知る上で有用な方法と考えられる.
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