期刊:Journal of S C C J [Society of Cosmetic Chemists of Japan] 日期:2023-12-20卷期号:57 (4): 334-342
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DOI:10.5107/sccj.57.334
摘要
市販のクレンジングクリームは使用中にO/W(Oil in water)型からW/O(Water in oil)型に転相し,粘度が低下して感触が著しく変化することがしられている。この転相に伴う感触変化をレオメータで評価する新たな測定方法の確立を試みた。その結果,試料に1分間のせん断を印加した後にレオメータの上部プレートを上昇させ,1分間乾燥空気に曝して再度元の位置に戻して測定する方法を10回繰り返す(転相モード)ことで,使用感に対応した粘度変化を観察することができた。さらに,レオロジー測定と同期して測定したインピーダンス特性と小角光散乱(SALS)像の結果から,転相モードでの測定中にO/W型からW/O型への転相が生じていることを確認した。