产量(工程)
农学
冬小麦
环境科学
质量(理念)
生物
地理
物理
量子力学
热力学
作者
Yuji Matsue,Osamu Yamaguchi,Hirokazu Sato,Takahide Baba,K. Tanaka,Masahiko Furusho,Takefumi Ogata,Yusuke Fukushima
出处
期刊:Japanese Journal of Crop Science
[Crop Science Society of Japan]
日期:2000-01-01
卷期号:69 (1): 102-109
被引量:5
摘要
福岡県における1998年産の麦類の作況指数と10a当たり平均収量はそれぞれ小麦で50,168kg, 二条大麦で52,173kgと, 戦後3番目の不作で, 外観品質も被害粒の多発生により著しく不良であった.低収要因としては, 生育前半の高温多雨により, 小麦では穂数の減少による粒数の減少したこと, 二条大麦では穂数の減少したことが主であり, さらに小麦, 二条大麦とも登熟期間の高温による結実日数の短縮と登熟期間中の降雨による干粒重や整粒歩合が低下したことによるものと考えられた.外観品質不良の主たる要因は, 小麦では結実日数の短縮による未熟粒の多発, および倒伏状と多雨による赤かび粒, 発芽粒の多発生によるもので, 二条大麦では3月下旬~4月上旬の出穂期の日照不足による側面裂皮粒の多発生と5月上中旬の断続的な降雨による凸腹粒などの被害粒の多発生によるものと考えられた.また, 暖冬多雨年での収量および外観品質に対しては, 追肥の増量効果が認められるとともに, 早播の場合, 踏圧および土入れの効果が顕著であった.
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